日本と違う?ハワイの交通ルールとは

気をつけるべきハワイの交通ルール

 

ハワイで車を運転するにあたり、日本とは法律も違ってくるため、運転者は必ず交通ルールについて勉強をしておきましょう。また、車を運転しなくても自転車や歩行者にも法律で定められたハワイならではの交通ルールがあります。違法内容によっては国外退去になることもあります。ご自身の不利になりうるため、事前に把握しておきましょう。

 

目次 

この記事のキーポイント

ハワイで車を運転する際の注意点

シートベルトの不着用

車に乗車する際は、必ずシートベルトを着用します。これは、日本でも同様ですが、不着用の場合、法律違反となります。同乗者であっても同様です。

 

 

一時停止

ハワイ州(アメリカ)では車は右側を通行します。日本と大きく異なるのが、赤信号でも一時停止して確認をすれば右折が可能ということです。しかし、一時停止がある場所で停止を怠ると違反チケットを切られてしまうので必ず一時停止はしましょう。また、一部赤信号時の右折禁止箇所があります。「NO TURN ON RED」と書かれている場所は赤信号時の右折は禁止ですので標識を確認しましょう。

 

スピード違反

ハワイでは、一部区間にて制限速度が通常より低くしなければいけない箇所があります。特に学校の周りなど通学路となっている場所などで制限速度の規制があります。学校の敷地内で警官が見張っていることもありますので、注意しましょう。制限速度より15マイル以上スピード超過した違反の場合には、裁判所での出廷が必要となります。

 

信号のない横断歩道

日本も共通ですが、信号のない横断歩道で歩行者が渡ろうとしている場合、車両は白線で一時停止して歩行者を先に渡らせなければいけません。一時停止を怠ると州法違反となります。

 

チャイルドシート

日本では、6歳未満および140センチ以下の子供を車に乗せる際、必ずチャイルドシートを着用する義務があります。もちろんハワイにおいても同様ですが、年齢や身長などの基準が日本とは少し異なります。ハワイ州におけるチャイルドシート法は4歳未満の子供に対しては連邦政府の安全認定を受けたチャイルドシートの着用義務、4歳〜8歳未満の子供に対してはブースターシートを使用する義務があります。近年日本でもブースターシートを見かけるようになりましたが、日本、ハワイどちらにおいても子供の安全を守るための義務です。お子さんの成長に合わせて適切なものを選びましょう。

 

携帯電話、スマホの使用

日本でも厳しく取締られていますが、ハワイでも同様に運転中の携帯電話の使用は法律で禁止されており、違反した場合には違反チケットを切られ、罰金が課されます。十分に注意しましょう。

 

 

 

日本と異なるハワイの駐車ルール

ハワイで車を運転する上で、必ず知っておかなければいけないのが、駐車に関するルールです。ハワイでは日本と違い、車の駐車取り締まりが非常に厳しく、場所によって細かくルールが決められています。「知らなかった!」では済まされないため、必ず確認をしておきましょう。

 

 

 

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駐車違反

ハワイにおける駐車違反は、道路や時間帯によって細かく決められているため、最初は非常に難しく感じるでしょう。しかし、ハワイの駐車違反はものの5分程度で切られてしまうこともよくあるため、事前にしっかりと標識の違いを確認しておきましょう。
もし不安な場合は、できる限り駐車場を利用するか、コインメーターのある場所に駐車することをおすすめします。

駐車違反の種類 道路標識の見方

  • NO PARKING (駐車禁止)
  • TOW AWAY (レッカー移動)
  • 黄色い消火栓から前後約5m以内駐車禁止
  • NO PARKING 3-MINUTE PASSENGER LOADING ZONE (駐車禁止 但し3分間の乗り降りのみ可能)
  • NO PARKING ANY TIME TOW-AWAY ZONE (常に駐車禁止 即レッカー移動)
  • NO PARKING CORNER TO HERE(通りの角からここまで駐車禁止)
  • NO PARKING BUS LOADING ZONE (バス乗降場所につき駐車禁止)

 

※その他、時間帯指定のある場所や地域によって独自ルールが設けられている場合もあるため、他車の駐車状況なども確認しましょう。

 


 

交通トラブルが発生した場合

車を運転する上で、いくら交通ルールを守っていたとしても突然起きてしまうのが交通事故です。自らが起こしてしまうこともありますが、巻き込まれてしまうことも時にはあります。ハワイで交通違反を起こした場合には罰金を払うだけで済む場合もありますが、中には犯罪として記録が残ってしまう場合もあるため、特に注意が必要です。ハワイにおいて交通違反や交通事故が起きてしまった際の対処方法です。

 

交通違反チケットを切られた場合

 

  • スピード違反
  • 携帯電話使用
  • チャイルドシート不使用
  • 違法駐車

 

上記の内容で違反チケットを切られた場合、記載された期日までに罰金を裁判所宛に小切手違反チケットの一部と一緒に送付、裁判所で直接支払う、またはインターネットでクレジットカード支払いが可能です。
 

違反チケットのオンライン支払い

チケットを受け取った21日以内ならオンラインで支払いが可能ですが、裁判所に出廷が必要な場合は不可となるためくれぐれも注意しましょう。違反チケットに対して意義を唱えたい場合は、小切手と共に裁判所判事宛に状況を説明した手紙を書き、異議が政党であると判断された場合は違反チケットが取り消しになり、小切手の返還や支払い金額の減額がある場合があります。
また、制限速度より15マイル以上のスピード違反、チャイルドシートにおける違反の場合、裁判所に出廷する必要があります。

 

飲酒運転

2017年より法改正となり、飲酒運転は交通違反ではなく犯罪行為となり、これまで以上に厳しい取り締まりがされています。
ハワイ(アメリカ)において、飲酒運転で逮捕された場合、自動的にビザが無効化され、2度とアメリカに入国できなくなります。グリーンカード保持者の場合は向こうにはなりませんが、出国したのち、再入国する際はチェックが厳格化されます。

 

ハワイの飲酒運転の基準

飲酒運転の基準は日本とハワイでは少し異なる点があります。 まず、ハワイにおいて飲酒可能な年齢は21歳〜、日本では20歳〜ですが数ヶ月の差でも21歳になっていなければ法律違反となりますのでご注意ください。また、レストランやストアなどでお酒を購入する際には必ず英語表記のあるIDが必要となります。パスポートであれば問題ありませんが、日本の運転免許証では不可となる場合が多いようですのでご注意ください。
飲酒運転となるボーダーラインも違います。日本ではアルコールの血中濃度が0.03%以上で違法となりますが、ハワイでは0.08%以上で違法となっており、日本よりかは少しゆるくなっています。しかし、だからといって飲酒したまま車を運転することはおすすめできません。2度とハワイに入れなくなってしまう可能性もありますので、十分に考えた上で行動しましょう。また、意外と知られていないのが、車内の座席付近に飲み掛けのビールなど蓋の空いたアルコールを置いておくのは法律違反となっています。たとえ飲み終わった空き缶であっても、座席付近においたままにはしないようにしましょう。そして、運転者がアルコールを飲んでいなくても、同乗者が飲酒をするのも法律違反です。

 

 

交通事故

ハワイで交通事故を起こしてしまった場合、日本人が最も気をつけなければいけないのが、たとえ自分に非があった場合でも、その場で謝罪をしたり非を認めてはならないことです。パニックになって謝罪をしてしまいがちですが、のちにご自身にとって不利になることがあります。相手と直接交渉をするのはやめましょう。警察と保険会社の判断に任せるのが得策です。また、ご自身で手に負えないと判断した場合や英語が理解できないという場合には在ホノルル日本総領事館に連絡しましょう。

 

 

ライター情報

  • 本記事は、ハワイ現地の不動産エージェントが書いています。ハワイの不動産専門知識を初心者の方にも分かりやすくお伝えできるように、ハワイの最新情報と共にお届けしています。

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