ハワイで妊娠した際の医療機関

ハワイで妊娠した際の医療機関と出産までの流れ

ハワイに移住した際や、これからハワイへ移住をするという方の中には妊娠や出産を経験される方も少なくないでしょう。日本の妊娠時の医療制度や出産の流れと違う点もあるため、ハワイで妊娠、出産を考えている方は参考にしてください。

ご自身が加入している健康保険によって、妊娠前の産婦人科への診療の流れが異なります。妊娠前に検査を受けて妊娠や出産に対して障壁がないかを確認しておくことで安心して妊活ができます。まずはご自身の健康保険がどちらに該当するか確認しておきましょう。

健康保険の種類によって異なる診察

PPO(Preferred Provider Organaization）の場合	保険会社のネットワークに加入している産婦人科に直接行くことができます。

HMO（Health Maintenance Organaization）の場合	保険会社が指定する主治医（PCP）を訪れ、産婦人科への紹介状を書いてもらいます。

妊娠が判明した際の産婦人科の診療

自己検査などで妊娠が発覚したら、産婦人科で診察を受けます。より正確な妊娠検査や超音波での検査を受けることができます。

ハワイでの妊娠期間の分類

1~12週目	妊娠初期（ファースト・トライメスター）
13~26週目	安定期（セカンド・トライメスター）
27~40週目	妊娠後期（サード・トライメスター）

定期検診の頻度

〜28週目	4週間に1回
29週目〜	2週間に1回
以降	1週間に1回

出産する病院を決める

ハワイでは、診察を受ける産婦人科と出産をする病院が異なることが多く、通っている産婦人科によって出産する病院が決まっていることがほとんどです。また、出産前に出産を希望する病院に入院の手続きを行う必要があります。病院によって異なりますが、入院手続きは電話、オンライン、直接病院にて行うことができます。その際、身分証明書や健康保険カードが必要となります。

オアフ島の主な出産時の病院

カピオラニ・メディカル・センター
クイーンズ・メディカル・センター
キャッスル・メディカル・センター

マタニティクラス例

糖尿病と妊娠について
ラマーズ法
出産と育児について
母乳育児（ブレストフィーティング）について
出産準備
新生児のケアについて

※マタニティクラスは無料と有料があります。詳細については各病院にお問合せください。

出産時の入院について

出産における入院時の準備として以下のものを準備しておきましょう。病院から指定されるものもあるため、事前に確認が必要です。

出産時の入院に必要なもの

身分証明証
保険カード
母親の帰宅時の衣類や下着
新生児の帰宅時の衣類
洗面用具
スリッパや室内用の靴
パジャマ

ハワイでの出産時の入院日数

ハワイでは、日本と比べて出産時の入院日数は短く、通常出産後1泊〜2泊で退院となります。出産時の入院日数は以下の通りです。

経膣分娩（自然分娩・計画分娩・無痛分娩）　1~2日
帝王切開　2~3日

無痛分娩について

日本ではまだあまり普及していない無痛分娩ですが、ハワイを含むアメリカでは、硬膜外麻酔を用いた無痛分娩が一般的です。日本では一部の病院で無痛分娩を希望すれば対応可能な病院もありますが、1つの病院に対する麻酔科医の在中が困難なこともあり、リスクを考慮して無痛分娩がまだまだポピュラーにならない理由でもあります。逆にハワイやアメリカでは入院する病院の病床数の少なさから退院が早期なこともあり、無痛分娩が一般的に行われています。母体への負担などが軽減されるというメリットもあるため、無痛分娩を希望される方は多いと言えるでしょう。もちろん、希望すれば麻酔なしでの分娩も可能です。

出産後の出生届について

出産後は、退院までに病院にて出生届を申請する必要があります。また、同時に社会保障番号の申請も可能です。

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本記事は、ハワイ現地の不動産エージェントが書いています。ハワイの不動産専門知識を初心者の方にも分かりやすくお伝えできるように、ハワイの最新情報と共にお届けしています。

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