ハワイの生活する上で必要になるハワイの銀行口座

チェック（小切手）を多用するハワイの生活

通常、日本では生活する上で必要な光熱費や水道代、家賃の支払いなどは銀行口座引き落としが多く見受けられますが、ハワイ（アメリカ）ではこれらの支払いを行う際、個人用の小切手（Personal Check）を多用することが通常です。Personal Checkは通常の銀行システムとは多少異なる点が多いため、ハワイにおいて銀行口座を開設しておいたほうが、生活をする上で必要な支払いを行うためにも非常に便利だといえます。

ハワイ旅行中でも口座開設が可能

実はアメリカでは、外国人（日本人）の非居住者でも銀行口座を開設することが可能で、ハワイ州の大手銀行には、日本人の行員が常駐しているため、日本語でハワイの銀行口座を開設する手続きを行うことができます。

ハワイの主要銀行

ハワイの銀行にて口座開設をする際に必要な書類

外国人（日本人）がハワイの銀行で口座開設をする際に必要となる書類は以下の通りです。

• 申込書（銀行にて）
• パスポートや米国の運転免許証、ステートIDなどの写真月身分証（学生の場合はパスポートに加えてI-20と学生ビザが必要）
• ソーシャルセキュリティーナンバー（非居住者、学生の場合は不必要）
   

ハワイ銀行口座の種類

①チェッキング口座（Checking Account）
アメリカで一般的な小切手を振り出せる口座です。近年日本でも導入されることが多くなったデビットカードが発行されるので、ハワイの生活において必要な買い物をする際に、ハワイの銀行口座のデビットカードを持っておくだけでも非常に便利です。日本のように、印鑑（銀行印）や通帳はなく、1ヶ月に1度、指定した住所宛に口座明細書が届きます。日本国内の住所でも可能です。通常であれば利息はつきませんが、銀行によっては残高に利息がつく口座オプションもあるため、希望される方は各銀行のオプションによって選択するのもよいでしょう。最低残高、最高残高、口座の維持費は口座種類によって異なります。

②セービング口座（Saving Account）
日本の普通預金や定期預金に相当するセービング口座は、残高に下限がある場合が多く、残高下限を下回ると口座維持のための手数料をとられます。セービング口座の残高においては、利息がつくため、当面資金を使う予定のないお金は、こちらのセービング口座に入れておくことをおすすめします。
また、定期預金（Certified Deposit=CD）に預け入れをする場合、利息および手数料、預金最低額などが各銀行によって異なります。
 

デビットカードとパーソナルチェックの使い方

デビットカードの使い方

デビットカードとはATMカードのことで、近年日本でも導入している銀行が増えたため、既に日本国内でも使用している方は多いかと思います。通常のクレジットカードのように、翌月払いではなく、使用した時点で銀行口座からすぐに利用分が引き落とされるというものです。アメリカ、ハワイでもデビットカードは日常的に利用されており、アメリカにおいてチェッキング口座を開設する際に申し込みをすれば、発行してもらえます。ハワイの銀行口座のデビットカードを持っていると、現地のATMでお金を引き出せるだけではなく、口座残高の確認、現地の買い物にも重宝します。
デビットカードが使用できるのは、ホテル、レンタカー、ネットショッピングなどさまざまな場面で使用することが可能ですが、一つだけ認識しておかなければいけないのは、デビットカードは銀行口座と直結したカードのため、クレジットカードのようにポイント付加やクレジットヒストリーを作ることはできません。デビットカードとクレジットカードを上手に使い分けることが大切です。
 

パーソナルチェックの書き方

日本人にはあまり聞き慣れないパーソナルチェック（個人用小切手）ですが、アメリカ、ハワイでは頻繁に利用されることが多いため、使う予定はなくてもパーソナルチェックの書き方を覚えておくといざという時に便利です。

個人用小切手画像

1. 日付（順番後述）
2. 支払い先の名前
3. 金額
4. 署名

ハワイの銀行口座を開設しておくメリット

ハワイで生活をする目的だけではなく、ハワイなど海外の銀行口座に資産を分けておくことは資産運用を目的とした観点からみても非常に有効的だと言えます。また、すぐにハワイの不動産を購入する予定がなかったとしても、いざ購入をする際に銀行口座を開設しておけば、手続きがよりスムーズになります。日本国内からの送金も可能なため、個人および法人の資産運用としてハワイの銀行口座を開設する方は少なくありません。ハワイ銀行の口座開設をご希望の方は、Loco Hawaiiまでご相談ください。手続き方法や現地サポートのご案内が可能です。