ハワイで運転免許証を取得する方法

ハワイで運転免許を取得する

ハワイで生活する上で、車は交通手段として必要不可欠になります。ハワイは日本のように電車がなく、公共機関はバスのみとなります。現在ホノルル空港からのモノレールが建設中ではありますが、生活する上においてはあまり便利なルートではないため、あまり使用することはないと言えるでしょう。そのため、交通手段としてはバス、タクシー、UberやRyde、Vikiと言われるレンタサイクルとなります。ハワイではほとんどの方が車を所有し、車社会と言えるほど生活するにはなくてはならないほどです。

通常、日本からハワイへ観光で行った際には、日本の運転免許証を持っていれば、ハワイのレンタカーなどを借りて運転することが可能です。日本で日常的に運転しているのであればハワイでの運転は特に問題ないかと思います。ある程度交通ルールや車線が反対などの違いはありますが、大きな違いはないので慣れれば快適に運転できます。観光客や長期滞在者であれば1年間は日本の免許証で運転することができます。

しかし、ハワイに一定期間以上滞在する場合にはハワイ州において運転免許を取得する必要があります。

筆記試験

ハワイ州にて運転免許証を取得するためには、まず筆記試験に合格する必要があります。ここで多くの方が思うはずです。英語もできないのに筆記試験なんて到底無理に決まっている、そう思いませんでしたか？安心してください。実は、ハワイ州の運転免許証の筆記試験は日本語で受けることができるのです。合格ラインは30問中24問以上正解すれば合格となります。市販の問題集も販売されているので事前に予習をしてから受けることをおすすめします。また、筆記試験では書類不備の場合、受験を断られてしまうので書類不備がないように注意しましょう。筆記試験に合格すれば、仮免許が発行されます。当日は、一時的な仮免許の発行となりますが、後日郵送にて正式な仮免許が届きます。

筆記試験受験場所

運転免許取得および更新センター

DMV（Division of Motor Vehicles and Licensing)　

・ホノルル
Kapalama Driver Licensing Center

・カポレイ
Kapolei Driver Licensing Center

・コオラウ（カネオヘ）
Koolau Driver Licensing Center

・ワヒアワ
Wahiawa Driver Licensing Center

・ワイアナエ
Wianae Driver Licensing Center

実施試験

筆記試験に合格したら、実際に路上試験（ロードテスト）を受けることができます。ハワイ州での路上試験は、日本と大きく違う点があります。通常日本の路上試験では、運転免許学校の車を使用しますが、ハワイでは基本的に、すでに運転免許を保持する家族や友人を試験場に同伴してもらい、その方の車を借りて試験に使用する場合が多いようです。いくつかの条件はありますが、レンタカーや新車、社用車などを使用することが可能な場合もあるようです。
筆記試験、路上試験は全てインターネットから予約が可能です。

ハワイ州の運転免許証の更新

運転免許証の更新や車の登録は、上記でDMVの5箇所の他、市役所のサテライト・シティ・ホールでも行うことができます。
運転免許の更新は失効する６ヶ月前から行え、更新料は5ドルです。ただ、注意しなくてはいけないのが、失効後90日以降は更新料が10ドル追加され、以降1ヶ月ごとに5ドルずつ増加されます。

サテライト・シティーホール

フォートストリート・モール
ハワイカイ
パールリッジ・センター

未成年者の受験

ハワイ州では、16才から仮免許が取得でき、17才になると本運転免許証に書き換えを行うことができます。筆記試験の受験のみであれば15才半から受験が可能です。

ライター情報

本記事は、ハワイ現地の不動産エージェントが書いています。ハワイの不動産専門知識を初心者の方にも分かりやすくお伝えできるように、ハワイの最新情報と共にお届けしています。

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